「遠近(おちこち)に」
CDアルバム
bubblingnotes KMCDA-006

これらの作品は全国のCD・レコード店でお求めいただける他、本サイト記載のメールアドレスからもご購入のお問い合わせが可能です。
また、bubblingnotes以外からリリースされた「遠近(おちこち)に」以前の作品についても追ってまとめてまいります。
bubblingnotesはエマーソン北村の個人レーベルです。
mmm with エマーソン北村 CHASING GIANTS は各種ストリーミング配信の他、インディー音楽配信サイト bandcamp からも試聴・ご購入いただけます。
CHASING GIANTS 特設 bandcamp ページ
https://emersonkitamura-mmm.bandcamp.com/
こちらはエマソロの bandcamp ページです。
https://emersonkitamura.bandcamp.com/
mmm staff が特設ページへの QR コードをカードにしてくれました。
ヨーロッパでこれを配りまくりました。
僕の友人であり、独自の空気感を持ったすばらしい音楽を作るアーティスト、マニュエル・ビアンヴニュの新作を、僕のレーベル bubblingnotes からリリースします!
マニュエルは2000年代中頃から2013年頃まで幾度か日本に滞在し、何枚かのアルバムをリリースしています。ライブでは僕やTica の石井マサユキくんなどと数度のツアーを行いました。そのマニュエルが2019年後半から2020年1月まで、短期間ですが日本に再びやってきます!
フランスで録音されたアルバム「GLO」は生演奏とエレクトロニクスのアンサンブルが素晴らしい、彼の作品の中でも群を抜く出来だと思います。とにかく音がすごい!ぜひ聴いてみてください。1月には日本でのリリースツアーも行います!
以下、僕が書いたアルバム紹介です。
同時代的でありながらタイムレス。前衛性とポップさの絶妙なバランスに加えてヨーロッパの幅広い音楽要素も感じられるサウンド作りと、英語による印象的な歌詞とで映画のような展開を構築し、自身の低い声で歌うフランス人SSW/プロヂューサー、マニュエル・ビアンヴニュ。フランスと日本を行き来し、日本人アーティストとの親交も深い彼が6年ぶり4枚目となる新アルバムを携えて日本に戻って来た!フランスで録音された新アルバム「GLO」は、多用される80年代のシンセと驚異的なクオリティで録音された生楽器が有機的に絡みあう現代的なサウンドでありながら、一貫して変わらない彼の世界観も十分に味わえる作品。フランスではまずアナログ盤でリリースされるこのアルバムを、CDは日本が最初に、エマーソン北村のレーベルbubblingnotesがリリース。アナログ盤をリスケールしたジャケットや歌詞カードに加え、初回プレスはジャケットがホログラムとなったステッカーを封入!2020年1月には石井マサユキ・エマーソン北村とのトリオでリリースツアーを行なった後、東京ではゲストも迎えたリリースコンサートを行う。カンタベリー系のファンだけでなく、エレクトロニックと生楽器が融合した現代的なバンドサウンドに興味のある方は必聴!
Manuel Bienvenu URL
https://www.manuelbienvenu.com/
シンガー・ミュージシャンの mmm(ミーマイモー)とキーボード奏者エマーソン北村。活動歴もスタイルも異なる二人のミュージシャンが対等にアイデアを出し合い、「二人が聴いたことのない二人の音」を目指して活動してきた成果が、音源になりました。
2019年10月にドイツ・ケルンのフェスを始めとするヨーロッパ・イギリスツアーを行うにあたって配信される音源が、CD アルバムとして発売されます。
収録曲はほとんどがオリジナル。当初は2018年にライブ会場限定でリリースされたカセットテープに数曲を加えるだけの予定でしたが、レコーディング過程で多くの新曲が生まれ、このデュオユニットにふさわしい作品が生まれました。
一度聴いたら忘れられない mmm の声、英語・日本語両方によるイメージ豊かな歌詞とメロディー、通常の守備範囲を大きく超えて曲作りに関わり、トレードマークである独自のグルーヴを新しい風景の中で聴かせるエマーソンの演奏が、様々な音楽ジャンルの混在する曲から聴こえてきます。
基本は二人だけの演奏ですが、ゲストとしてドラマーの菅沼雄太、そしてホーンプレイヤーとして icchie が参加。ケルンの WEEK-END Fest 会場で使用される予定のオリジナルジングルも収録されています。
ヨーロッパ出発直前の 10/5(土)には下北沢 THREE で Phew, TAWINGS を迎えてイベントを行う他、帰国後の12月には西日本・関西でのリリースライブも予定されています。
エマ「ソロ」ではありませんが、エマソロのテイストを十分に発揮したヴォーカルアルバムとして聴いていただくため、自分のレーベル bubblingnotes から発売いたします。よろしくお願いします!
mmm with エマーソン北村
CHASING GIANTS
2019年11月27日(水)発売
bubblingnotes NA008 ¥2,000+税
全国のCDショップやレコード屋さんでお求めいただける他、エマーソンサイトからのご購入もお申し込みいただけます。サイト上部のアイコンにありますメールアドレスから、お問い合わせください!
US の自転車メーカーState Bicycleのyoutubeヴィデオに僕の「どこゆくの」が使われています。毎回異なるゲストが自転車に乗りながらメーカーの人とユルい会話を進めてゆくというもの。今回フィーチャーされているのはHBOドラマHigh Maintenanceのクリエーターで主演も兼ねているBen Sinclair。実はこのドラマの1エピソードでも僕の「帰り道の本」が使われています。そのシーンも主人公がNYの街を自転車で走り回るというもので、このヴィデオとはなかなか面白い繋がりがあります。ただしHigh Maintenanceの方は日本では観られません。多くのHBOドラマが観られるのに。なのでまずはこのヴィデオでBen Sinclairの雰囲気を知ってもらうのも、いいかもしれません。
米国のドラマシリーズ「HIGH MAINTENANCE」の中で、僕の曲「帰り道の本」が使われました!このドラマはインディーなネットドラマからスタートし、「ゲーム・オブ・スローンズ」などをヒットさせている大手ドラマ局HBOに取り上げられ、現在は同局で制作されているものです。
「帰り道の本」の流れる回は season 3 の最終回、episode 9 とのこと。場面は、主人公がニューヨークの街を自転車で走り抜けるシーンということです。…「とのこと」が多いのは、実は北村自身、完成したドラマの映像を見ていないからです。HBOドラマの多くは日本のネット動画配信サービスで見ることができますが、この「HIGH MAINTENANCE」はなぜか、そのリストの中にないのです。予告編を見る限りではドラマとしてとても面白そうなので、自分の曲が使われているからだけではなく、次シーズンからは日本でも観れるようになることを期待したいです。もし観た方がいたら、情報ください!
それらしきシーンはあるのですが、トレイラーでは僕の曲は使われていません。
2018年7月、豪雨のために大きな被害を被った西日本。僕が長年ライブをさせていただいている街、広島県の西条もそのひとつです。
西条は広島市の東にあり、発展している街の真中で古くからの酒蔵が酒造りを続けてらっしゃる、とても良い場所です。2000年代の前半から、酒蔵を使ったイベントなど独自の活動を続けている「本間四畳半」さんが中心となって地元の酒蔵や酒屋さんと企画を進めたのがこの「オリジナルラベル日本酒」です。
いろいろなアーティストが無償でオリジナルの「日本酒ラベル」をデザインし、それを貼ったお酒を販売。利益を義援金にするものです。
自分の曲をモチーフにするということだったので、北村は「ロックンロールのはじまりは」収録曲の「中二階」を選び、曲名を手書き文字にしてみました。
日本酒っぽく見えるでしょう?って中身は本当に素晴らしい西条の酒蔵の日本酒ですから。
ご購入は西条市内のナイスな酒屋「掛井酒店」さんの店頭、あるいは「本間四畳半」が運営に参加しているカフェ「西条公会堂」さんのホームページから!
https://saijokokaido.com/?page_id=518
「バンコクナイツトリビュート」の中の一曲 Rock Your Baby がイギリスのチルアウト系コンピレーションアルバム Balearic 4 に収録、リリースされました!
デジタルリリースもあります。「バンコクナイツトリビュート-田舎はいいね」は基本アナログ限定ですので、タイトル曲ではないこの曲だけが恐らく、デジタルで入手いただける唯一の曲、そしてこのコンピが唯一の方法になると思われます。他の曲も面白いです!海外サイトですがぜひチェックを!
‘BALEARIC 4’ Various Artists
Compiled by BREESE
Release date: 10 August 2018
Label: Balearic
Distribution: Above Board Distribution Format: Vinyl / CD / Digital
Track listing
1 Max Essa – Gold Hush (Part Two)
2 Emerson Kitamura featuring MMM – Rock Your Baby
3 Simon Peter – Ottimismo
4 Kay Zee – Barny (Fuga Ronto Rework)
5 Los Twangueros – Entre Dos Aguas (On-U Sound Dub)
6 Private Agenda – Dawn (Faze Action Remix)
7 Quinn Lamont Luke – Different Aspirations
8 J-Walk – Twilight
9 Max Manetti – Changuinola
10 Robot 84 Featuring Manuel Amoscotegui – San Vorera (Breese Remix) 11 Joe Morris – Skies Reprise
12 Gallo – Faron (Fabrizio Mammarella Ambient Remix)
spotify http://bit.ly/BalearicAlbumsSpotify
bandcamp http://bit.ly/BLRC4bndcmp
寺尾紗穂さん編集のリトルプレス「音楽のまわり」に原稿を書かせていただきました。
執筆者はすべてミュージシャン、しかし音楽「以外」のテーマで、というシバリのもとに書かれた10編。小林エリカさんの挿画も素敵です。
北村は、自分がずっと気になっている「進化論」について、まとめきれないながらも、多分この機会を逃したら書く機会はないなと思って取り組みました。
進化論は、親子、「血統」、種といったことがらと関係あるだけに、本筋とは関係のないところで、誰かが「こうあるべき」「こうあって欲しい」と思ったことの影響にさらされてきました。優生思想、つまり人が生まれながらに違う価値を持つなどという考え方はその最たるものです。また逆に最近では DNA とその働きの解明が進んだために、進化論イコール DNA がすべて仕切っていること、というイメージもあります。そうした先入観にとらわれず、本当に科学的な考え方を踏まえることによって、シンプルなアイデアからどんなことが見えてくるのか、僕がこの分野の本を読んでみて「ちょっと寂しいけど、面白く、美しい」と思ったことについて書いてあります。自分が考えたことではなく自分が本を読んで「これは!」と思ったことなのですが、アイデアに対して勝手な思い込みをしないこと、また時間の流れということに重点を置く点は、自分の音楽に対する姿勢にも通じているかもしれません(あ、音楽の話になっちゃった)。
自分がこの原稿で多くの部分を負っている生物学者、リチャード・ドーキンスについては、70年代からの彼の著書がとても面白いので、寝る前にくり返し読んでいました。しかし最近のネット情報によると、僕がいいと思ったようなことだけを発言しているのではないそうで、議論も生んでいる方なのだそうです。僕がそのことを知ったのはこの原稿を仕上げてからだったので、何とも言えない思いをしていますが、もちろん書いたことの責任は自分にありますので、そのようなことも含めて読んでいただき、知っていただき、考えていただけたら幸いです。
この本の流通は、リトルプレスな流儀にしたがって行われています。でも少なくない本屋さんで扱われているので、寺尾紗穂さんのSNSなどで調べていただけたら!このホームページ記載のアドレスからお問い合わせいただいても結構です。エマソロのライブ物販でも在庫のあるうちは扱っています!
昨2017年の夏に配信でリリースされた「窓から」と「雨の坂の足許」の二曲を、新たなジャケットとマスタリングで、7インチアナログ盤として再リリースします!
デジタルリリースのタイミングがエマソロの初フジロックと重なり、苗場食堂を盛り上げた二曲。それから一年、様々なライブで演奏されてきたエマソロの重要曲が、いよいよフィジカル化されます。
「窓から」は、カリブ系リズムの上でオーセンティックなパートとアッパーなパートが行き来する曲。「雨の坂の足許」は1970年代ブリティッシュレゲエの要素を待ち、広島県呉市から国会前に至る坂のことをイメージして作った曲。ライブではアナログモジュラーシンセと「導電インクの迷路」でパフォーマンスする場合もあります。
一年間これらの曲とライブしてきて、曲自体も自分もずいぶん「鍛えられて」きたと思います。盤に入る演奏は昨年と一緒のテイクですが、デジタルリリース時とはまた違った、新たな気持ちでリリースします。
リリースに際して今回新たに、アナログ盤用の新たなマスタリングを施しました。「窓から」は7インチの収録時間に対応するための編集を加えた「7inch version」です。そして、新たにジャケットを作りました!従来のエマソロ7インチはジャケットがなかったので、初めての試みです。「遠近(おちこち)に」「ロックンロールのはじまりは」でもデザインを担当していただいた惣田紗希さんに、今回の曲のことや韓国속초(ソクチョ)でのフェスのことなどを話してオリジナルイラストを依頼したところ、素晴らしい作品を描いて下さいました。シンプルな線の中に強いものを感じられるこのイラストを中心として、裏面には北村の若干の文章も載せています。
発売は 7/25(水)!全国のアナログレコード屋さんでぜひ、手に取って見て下さい!
映画「バンコクナイツ」へのトリビュートとして、オリジナル音源による12inchアナログレコードをリリースしてきたem records。
坂本慎太郎xVIDEOTAPEMUSICや井手健介と母船など、刺激的なアーティスト達による話題の音源をラインナップしてきたこのシリーズから、その第5弾=最終章として、エマソロ音源がリリースされます!
メインとなる曲は、「バンコクナイツ」中で重要な位置を果たしている70sタイポップのキラーチューン「田舎はいいね」。これをエマソロ得意中の得意、リズムボックスとオルガンによるインスト曲にカヴァーしました!タイポップスに敬意を払いながら思い切り「パッタナー」(創意工夫して音楽を作ること)した、歌がなくても歌の伝わるトラックになったと思います!
B面は、昨年再発されて盛り上がった松竹谷清さんの率いたtomatosの「Rock Your Baby」。元はマイアミのディスコであるこの曲を、清さんの日本語詞でカヴァー。普段北村も清さんとライブでやりあげている曲を、ヴォーカルに mmm を迎えることにより、原曲ともtomatosとも違う、北村的なエレクトロニックでグルーブのある音楽に仕上げました。
その他に、映画にも登場するアンカナーン・クンチャイ(プロデュースはスリン・パークシリ)の名曲からそのベースラインを人力でサンプリングしたかのような「Salap Kon Sawan Bassline」、そして「田舎はいいね」のversion(セルフリミックス)を収録した、気合いの一枚です!
バンコクナイツトリビュートシリーズ
エマーソン北村(featuring mmm)『田舎はいいね』e.p
カタログ番号:EM1173TEP
JAN:4560283217732
税抜定価:1800円
2018年2月17日発売
リリース前から話題も多い強烈なデザインのジャケットはこの映画にも関わり、タイ音楽本も出している高木紳介 (Soi48)さんによるもの!
(2018年8月記)
リリースから半年経ちまして、本当に多くの方々から反響をいただきました。中でも海外からの反応・メールをいただき、ありがとうございます!そして「Rock Your Baby」がイギリスの Balearic 4 コンピレーションアルバムに収録・リリースされました。これについてはこちらに記します。
このEPについての自分の解説はこちらです。
http://www.emersonkitamura.com/column/?p=309
This is the original homepage of my vinyl EP(2018) “The Countryside is Great – in support of the film BANGKOK NIGHTS”
Please refer to my comments on how I arranged and recorded the song (in Japanese):
http://www.emersonkitamura.com/column/?p=309